
お子さんにエレクトーンを習わせたいと思ったとき、「結局、全部でいくらかかるんだろう?」って気になりますよね。
月謝や本体の値段だけを見て決めてしまうと、後から「こんなにお金がかかるなんて…」と驚くことになるかもしれません。
エレクトーンには、レッスン代はもちろん、楽器本体のレンタルや購入費、配送料、引越しのときの運搬費、そして最後には処分費まで、いろいろな場面でお金が必要になるんですね。
この記事では、エレクトーンを「始めてから手放すまで」にかかる費用の総額を、具体的な数字とともにわかりやすくお伝えします。
きっと、あなたの家計計画に役立つはずですよ。
エレクトーンの費用総額は状況によって大きく変わります

エレクトーンにかかる費用の総額は、一般的に年間15万円~30万円程度とされています。
ただし、これは本体をレンタルするか購入するか、大手の音楽教室に通うか個人教室に通うか、どのくらいの期間続けるかによって大きく変わってくるんですね。
例えば、お子さんが3年間レッスンに通う場合、レッスン料だけで約40万円、レンタル費用を合わせると総額70万円~80万円くらいになることもあります。
一方で、個人教室で月謝を抑えながら、中古のエレクトーンをレンタルすれば、3年間で50万円程度に抑えることも可能かもしれませんね。
エレクトーンにかかる費用を5つの場面に分けて見てみましょう

エレクトーンを習うとき、お金がかかる場面は大きく分けて5つあります。
それぞれの場面でどのくらいの費用が必要なのか、一緒に見ていきましょう。
本体にかかる費用:購入かレンタルか
エレクトーンの新品は、機種によって数十万円から100万円を超えるものまであるんですね。
これって本当に高額ですよね。
だからこそ、最近では「まずはレンタルで様子を見たい」という家庭が増えているとされています。
ヤマハ系の中古エレクトーンレンタルの場合、こんな費用がかかります。
- 月々のレンタル料:5,280円~(税別)
- 初回登録料:2,200円
- 配送料:基本無料(ただし階段作業時は追加料金)
- 階段2階への搬入:3,300円
- 3階以上:さらに2,200円追加
- 返却時の配送料:17,600円
例えば、2階のお部屋で1年間レンタルする場合の総額を計算してみますね。
- 月額5,280円 × 12か月 = 63,360円
- 初回登録料:2,200円
- 階段2階への搬入:3,300円
- 返却時配送料:17,600円
- 合計:約86,460円(税別)
これに消費税がかかりますから、1年間で約10万円弱というイメージですね。
月額料金だけを見て「安い」と思っても、初期費用や返却時の費用を忘れていると、後で「思ったより高かった…」となってしまうかもしれません。
レッスン費用:大手教室と個人教室の違い
エレクトーンのレッスン費用も、教室のタイプによってかなり違いがあるんですね。
ヤマハ音楽教室の場合(子ども向け)
ヤマハのジュニアエレクトーンコースは、システムがしっかりしている分、料金も明確です。
レッスン料は税込で月額8,800円~12,100円程度とされています。
- ステップ1~3(初級):個人レッスン9,350円、グループレッスン8,800円
- ステップ4~6(中級):個人レッスン12,100円、グループレッスン9,900円
これに加えて、教材費も必要なんですね。
- エレクトーンテキスト①②(CD付):各2,200円
- ワークブック①②(CD付):各1,980円
- レッスンノート:660円
- 初年度の教材費合計:約9,020円
お子さんが3年間通った場合の総額を計算してみますね。
- レッスン料(平均月1万円)× 36か月 = 約36万円
- 教材費(年間1~1.5万円)× 3年 = 約3~4.5万円
- 合計:約40万円前後
個人音楽教室の場合
個人教室は、料金設定が柔軟なところが多いようです。
ある個人教室の例では、こんな料金体系になっています。
- 月謝:7,500円~(初級)、上達すると8,000円、9,000円、上級は1万円~
- 入会金:3,000円
- 設備費:毎月500円
1年間通った場合の総額はこんな感じですね。
- 月謝8,000円 × 12か月 = 96,000円
- 設備費500円 × 11か月 = 5,500円
- 入会金:3,000円
- 合計:約10万5,000円(+教材代)
また、最近では時間制の料金設定をしている教室もあるそうです。
- 入会金:3,300円
- 60分/月:6,600円
- 90分/月:9,900円
- 120分/月:13,200円
大手はカリキュラムがしっかりしている分、料金は高めですが、個人教室は柔軟に対応してくれることが多いみたいですね。
配送・引越し・運搬にかかる費用
エレクトーンは大きくて重い楽器なので、引越しのときには専門業者に頼むことが多いんですね。
これが意外と見落としがちな費用なんです。
エレクトーンの引越し費用は、距離と階段の有無によって大きく変わります。
ピアノ・エレクトーン専門業者の相場は、こんな感じとされています。
- 移動距離10km以内:13,000円
- 移動距離100~120km:32,000円前後
もしマンションの2階に階段で運ぶ場合は、さらに追加料金がかかることもあるようです。
長距離の引越しや、クレーン車が必要な場合は、5万円以上かかることもあるかもしれませんね。
メンテナンスや周辺機器の費用
エレクトーンは電子楽器なので、定期的なメンテナンスが必要になることがあります。
例えば、こんな費用が発生することがあるんですね。
- 調律・点検:年1回で5,000円~10,000円程度
- ヘッドフォン:3,000円~5,000円
- 椅子(高さ調整できるもの):5,000円~15,000円
- 楽譜や教材:年間5,000円~10,000円
こういった「ちょこちょこかかる費用」も、積み重なると結構な金額になるんですよね。
処分・廃棄にかかる費用
最後に、使わなくなったエレクトーンを処分するときの費用も考えておく必要があります。
不用品回収業者による単品回収の相場は、5,000円~15,000円程度とされているようです。
ただし、状態が良ければリサイクルショップや楽器買取業者に売ることもできるかもしれませんね。
その場合は、処分費用がかからないだけでなく、少しお金が戻ってくることもあるようです。
実際の総額例を3つのパターンで見てみましょう
ここまでの情報をもとに、実際にどのくらいの総額になるのか、具体的なパターンを見てみましょう。
パターン1:大手教室でレンタル、子どもが3年間通う場合
これは、最も一般的なパターンかもしれませんね。
- エレクトーンレンタル(3年間):約10万円 × 3年 = 約30万円
- レッスン料(ヤマハ音楽教室・3年間):約40万円
- 教材費(3年間):約4万円
- メンテナンス・周辺機器:約3万円
- 返却時の配送料:約2万円
- 合計:約79万円
3年間で約80万円前後という計算になりますね。
月々に換算すると、約2万2,000円程度です。
パターン2:個人教室で中古レンタル、2年間通う場合
費用を抑えたい場合は、こんなパターンもありますよ。
- エレクトーンレンタル(2年間):約10万円 × 2年 = 約20万円
- レッスン料(個人教室・2年間):約10.5万円 × 2年 = 約21万円
- 教材費(2年間):約2万円
- メンテナンス・周辺機器:約2万円
- 返却時の配送料:約2万円
- 合計:約47万円
2年間で約47万円、月々約2万円弱という計算ですね。
パターン3:中古購入して5年間使い、処分する場合
長く続けることが決まっているなら、中古で購入するという選択肢もあります。
- 中古エレクトーン購入:約15万円
- 配送・設置費用:約3万円
- レッスン料(個人教室・5年間):約10.5万円 × 5年 = 約52.5万円
- 教材費(5年間):約5万円
- メンテナンス・周辺機器(5年間):約5万円
- 処分費用:約1万円(または売却で±0)
- 合計:約81.5万円
5年間で約82万円、月々約1万3,600円という計算になります。
長く続けるなら、購入した方が月々の負担は少なくなるかもしれませんね。
注意したいポイント:予想外の費用に備えましょう
こういった計算をするときに、気をつけたいことがいくつかあるんですね。
まず、発表会やコンクールに参加する場合、別途費用がかかることがあります。
- 発表会参加費:5,000円~15,000円程度
- 衣装代:10,000円~30,000円程度
- コンクール参加費:10,000円~50,000円程度
また、引越しが多いご家庭の場合は、その都度運搬費がかかることも忘れないようにしたいですね。
さらに、お子さんが熱心に取り組んで上級者になると、より高性能な機種が必要になることもあるかもしれません。
そうなると、買い替えやグレードアップの費用も考えておく必要がありますね。
最近のエレクトーン事情:レンタルとオンラインレッスンの広がり
ここ数年で、エレクトーンを取り巻く環境も変化してきているようです。
高額な買い物を避けて「まずはレンタルで様子見」という家庭が増えているとされています。
確かに、お子さんが続けるかどうかわからないのに、何十万円もする楽器を購入するのは勇気がいりますよね。
また、オンラインレッスンを提供する教室も増えてきているそうです。
時間制の料金設定をしている個人教室もあって、例えば「月60分で6,600円」というように、柔軟に対応してくれるところもあるんですね。
こういった選択肢が増えたことで、以前より始めやすくなったのかもしれません。
さらに、「買う前から処分費まで考える人が増えている」という傾向もあるようです。
楽器は大きな買い物ですから、「トータルでいくらかかるのか」を最初に知っておきたいという気持ち、本当によくわかりますよね。
まとめ:エレクトーンの総額は「始める前」に全体像を把握することが大切です
エレクトーンにかかる費用の総額は、レンタルか購入か、どんな教室に通うか、どのくらい続けるかによって大きく変わります。
一般的には、年間15万円~30万円程度、3年間続けると50万円~80万円程度が目安とされているようです。
大切なのは、月々のレッスン料やレンタル料だけを見るのではなく、初期費用、配送料、メンテナンス費、そして最後の処分費まで、全体像を把握しておくことなんですね。
レンタルなら返却時の配送料、購入なら処分費、そして予想外の発表会費用なども考えておくと、後で「こんなはずじゃなかった…」となりにくいかもしれません。
最近では、レンタルサービスやオンラインレッスンなど、以前より始めやすい選択肢も増えてきています。
ご家庭の状況や予算に合わせて、無理のない形でスタートできるといいですね。
あなたのご家庭に合った選択を、一緒に考えてみませんか
エレクトーンは、お子さんの音楽的な成長にとって素晴らしい楽器です。
でも、長く続けるためには、やっぱり現実的な費用計画も大切ですよね。
まずは、お住まいの地域のエレクトーン教室やレンタル会社に問い合わせて、具体的な見積もりを取ってみてはいかがでしょうか。
「まだ続けるかわからない」と不安な方は、短期のレンタルや体験レッスンから始めてみるのもいいかもしれませんね。
きっと、あなたのご家庭に合った方法が見つかるはずですよ。
音楽のある暮らしは、お子さんにとっても、ご家族にとっても、豊かな時間になると思います。
一歩ずつ、無理なく始めてみてくださいね。