小学生から音楽習い事 遅いと感じる瞬間ってあるの?3つの理由!

小学生から音楽習い事 遅いと感じる瞬間ってあるの?3つの理由!

「小学生になってからピアノなどの音楽の習い事を始めるのって、もしかして少し遅いのかな?」って、ふと気になることってありますよね。
幼稚園や保育園の頃からすでにおんがく教室に通っているお友達の話を聞いたり、実際にスラスラとピアノを弾いている姿を見たりすると、「うちの子は今からでも大丈夫なのかな…」と心配になってしまうお母さんやお父さんも多いかもしれませんね。

特に小学校に入ると、学校の宿題が始まったり、お友達と遊ぶ時間が増えたりして、毎日の生活リズムがガラッと変わりますよね。
そんな新しい生活の中で、新しく音楽の習い事をスタートさせようとすると、親子ともにいろいろと壁にぶつかってしまうことも少なくないんです。
SNSやブログなんかを見ていても、「小学生から始めたら、練習を嫌がってなかなか上手くならない…」なんていうお悩みの声が、最近とても増えているみたいなんですね。

でも、安心してくださいね。
この記事では、小学生から音楽を始めたときに「ちょっと遅かったかも」と感じてしまう本当の理由や、その具体的なシチュエーションについて、分かりやすくお伝えしていきますね。
これを読んでいただければ、もしかしたら今抱えているモヤモヤした不安の正体が分かって、お子さんと一緒に楽しく音楽を続けていくためのヒントがきっと見つかるはずですよ。
せっかくの音楽の習い事ですから、親子で笑顔で楽しめるように、一緒にその理由を探っていきましょうね。

小学生からの音楽習い事で遅いと感じる瞬間とは?

小学生からの音楽習い事で遅いと感じる瞬間とは?

それではさっそく、小学生から音楽習い事 遅いと感じる瞬間についての結論からお伝えしていきますね。

ずばり、小学生から音楽の習い事(特にピアノなど)を始めて「遅かったかも…」と感じてしまうのは、「毎日の練習を習慣にするのが難しくて上達がゆっくりに感じられるとき」や、「幼稚園から始めている子たちとの基礎力の差を目の当たりにしたとき」、そして「親御さんのサポート負担が大きくて親子で疲れてしまったとき」だと言われています。

「えっ、小学生からだとそんなに大変なの?」って、少し驚かせてしまったかもしれませんね。
でも、これにはちゃんとした理由があるんです。
小学校に入学した後の子どもたちって、学校の授業で疲れて帰ってきたり、お友達と外で思い切り遊ぶのが一番楽しい時期だったりしますよね。
そんな中で「毎日30分、ピアノの前に座って練習する」という新しい習慣を作るのは、大人でも大変なことだと思いませんか?

さらに、音楽の習い事って、週に1回お教室に通うだけではなかなか上手にならなくて、お家での「毎日の反復練習」がどうしても必要になってくるんですね。
でも、小学生のお子さんが自分から進んで「さあ、ピアノの練習をしよう!」となることは少なくて、どうしても親御さんが「練習したの?」「早く弾きなさい」と声をかけ続けることになりがちなんです。
その結果、親子でイライラしてしまって、「もっと小さい頃、素直に言うことを聞いてくれる時期に始めておけばよかった…」と、スタートの遅さを痛感してしまうことが多いみたいなんですよ。

また、最近はピアノ教室のオンライン化が進んだりして手軽に始めやすくなった反面、コンクールに出場することを目標にするお教室も増えているそうです。
そういった場所で、幼稚園から何年も基礎を積んできた同年代の子たちと一緒に演奏すると、「うちの子、まだまだ全然弾けないな」と、どうしても比べてしまって落ち込んでしまうこともあるんですよね。

つまり、「遅い」と感じてしまうのは、お子さんの才能がないからではなくて、年齢的な環境の変化と、音楽特有の「お家での練習の難しさ」が重なってしまうからなんですね。
これって、ごく自然なことなので、決して「親の努力が足りない」なんて自分を責める必要はないんですよ。

なぜ小学生からのスタートで遅いと感じてしまうの?

なぜ小学生からのスタートで遅いと感じてしまうの?

では、どうして小学生からスタートすると、そんな風に壁にぶつかりやすくなってしまうのでしょうか?
ここからは、その理由について、もう少し詳しく3つのポイントに分けてお話ししていきますね。
「なるほど、だからうちも大変だったんだ」と、きっと共感していただける部分があると思いますよ。

練習を毎日の習慣にするのがすごく難しくなるから

一番の大きな理由は、やっぱりこれかもしれませんね。
小学生になると、子どもたちの興味の世界って一気に広がりますよね。
学校に行けば新しいお友達がたくさんできて、放課後は公園でゲームをしたり、ドッジボールをしたり。
それに、毎日の宿題もありますし、明日の時間割の準備だってあります。
そんな忙しい毎日の中で、「さあ、これからピアノの練習をしよう」と気持ちを切り替えるのは、小学生のお子さんにとっては本当に至難の業なんですね。

幼稚園や保育園の頃なら、まだ親御さんの言うことを「はーい」と素直に聞いて、遊びの延長みたいに鍵盤に触れることができたかもしれません。
でも小学生になると、「今は遊びたい!」「なんで練習しなきゃいけないの?」と、自分の意思をしっかり主張するようになります。
これは成長の証でもあるんですが、習い事の練習となると、親御さんにとっては少し厄介ですよね。

音楽の先生たちの間でも、小学2〜3年生までは、親御さんがつきっきりで練習を見てあげる必要があると言われています。
毎日30分以上、隣に座って励ましたり、時には少し厳しく言ったりしながら練習を進めるのは、本当に根気がいります。
この「練習の習慣化」に時間がかかってしまうことで、なかなか曲が仕上がらず、「もしかして始めるのが遅すぎたのかな…」と感じてしまう一番の理由になっているみたいですね。

基礎力の差がどうしても見えやすくなってしまうから

次に気になってしまうのが、楽譜を読む力(読譜力)や、音を聴き分ける力(ソルフェージュ)などの「基礎力」の差です。
音楽の基礎って、ひらがなや漢字を覚えるのと同じで、コツコツと時間をかけて身につけていくものなんですよね。

幼稚園の小さい頃からおんがく教室に通っている子たちは、遊びの中でリズムに合わせたり、音符に色を塗ったりしながら、何年もかけて自然と基礎を染み込ませてきています。
一方で、小学生からスタートすると、どうしても「早く両手で曲を弾きたい!」「知っているアニメの曲を弾きたい!」という気持ちが強くなりがちです。
手や体も大きくなっているので、ある程度は強引に弾けてしまうこともあるんですね。

でも、ここで問題になってくるのが、「コンクール病」と呼ばれる最近話題の現象なんです。
早く上達させようとして、コンクールの課題曲ばかりを何ヶ月も練習するお教室もあるそうです。
そうすると、その4曲くらいはすごく上手に弾けるようになるんですが、いざ新しい楽譜を渡されると「あれ?楽譜が読めない…」と、バイエルの初期レベルに戻ってしまうことがあると言われています。

早期から始めている子たちは、基礎の土台がしっかりしているので、新しい曲への応用力が全然違うんですね。
その応用力の差を目の当たりにしたときに、「やっぱり時間をかけて基礎をやってこなかったから遅れているんだ…」と、親御さんが痛感してしまうことが多いようです。

時間の確保と親御さんのサポート負担が増えてしまうから

そして3つ目の理由が、日々のスケジュールの問題と、親御さんにかかる負担の大きさです。
小学生になると、音楽以外にも、水泳や英語、学習塾など、いろいろな習い事を掛け持ちしているお子さんも多いですよね。
毎日夕方まで学校があって、そこから別の習い事に行って、帰ってきてご飯を食べてお風呂に入って…となると、もう寝る時間になってしまいます。

その限られた時間の中で、いつピアノの練習をするのか?
スケジュールをパズルのように調整するのは、お母さんやお父さんの大きな悩みの種ですよね。
しかも、マンションにお住まいの場合などは、「夜遅くにピアノを弾いたらご近所迷惑になっちゃうかも…」と、防音対策にもすごく気を使います。
「練習できるのは夕方の1時間だけ!」なんて制限があると、ますます焦ってしまいますよね。

さらに、毎月の月謝に加えて、ピアノ本体の購入費用や、発表会の参加費、ドレス代など、音楽の習い事って意外とお金もかかります。
公的な支援が少ないという歴史的な背景もあって、習い事にかかる費用が家計にのしかかってくる「習い事格差」なんて言葉も最近よく聞くようになりました。
「こんなにお金も時間もかけているのに、全然練習しないし上手にならない…」と、親御さんの方が先に挫折感を感じてしまって、「やっぱりもっと早く、余裕のある時期に始めさせればよかった」と後悔してしまう瞬間がやってくるんですね。

小学生スタートで遅いと感じる具体的な3つの瞬間

ここまで、なぜ遅いと感じてしまうのかという理由をお話ししてきました。
ここからは、実際に小学生から音楽を始めたご家庭で、「ああ、やっぱり遅かったんだ…」と痛感してしまった具体的なエピソードを3つご紹介しますね。
「うちも全く同じ!」と共感できるものがあるかもしれません。

練習を嫌がって毎日のように親子喧嘩になってしまったとき

一番よく聞くのが、毎日の練習タイムが「親子バトル」の時間になってしまうというお悩みです。
学校から帰ってきて、おやつを食べて、さあテレビを見ようとしているお子さんに、「ちょっと、ピアノの練習はしたの!?」と声をかける毎日。
お子さんは「後でやる!」と言って結局やらず、夜になってから泣きながらピアノの前に座る…なんてこと、ありませんか?

親御さんとしては、「せっかく高いお月謝を払っているんだから、ちゃんと練習してほしい」と思うのは当然のことですよね。
でも、小学生のお子さんからすると、「学校で疲れているのに、なんでお家でも勉強みたいに怒られなきゃいけないの?」と感じてしまうんです。
このイライラが毎日続くと、最悪の場合、お子さんの心に傷をつけてしまったり、音楽そのものを大嫌いになってしまったりする「教育虐待」のような状態になってしまうリスクもあると指摘されています。

「ピアノを弾いているときの子供の嫌そうな顔を見たとき」や、「練習のことで怒鳴ってしまった後に自己嫌悪に陥ったとき」に、「もっと小さい頃に始めて、楽しく習慣づけしてあげたかった…」と、スタートの遅さを後悔する親御さんがとても多いんですね。

発表会やコンクールで同年代の子との歴の違いを感じたとき

年に1回や2回の発表会やコンクールは、お子さんの成長を見られる素敵な機会ですよね。
でも、実はこの舞台裏で「遅かったかも」とショックを受ける親御さんも少なくないんです。

例えば、小学3年生でピアノを始めたばかりのAちゃん。
一生懸命練習して、初めての発表会に出ることになりました。
でも、同じ小学3年生のプログラムを見ると、他の子たちはショパンやモーツァルトの難しい曲を、ペダルを踏みながら華麗に弾きこなしているんです。
Aちゃんが弾くのは、初心者向けの短い曲。
もちろん、始めたばかりなので当たり前のことなんですが、どうしても同い年の子と比べてしまって、「うちの子だけ赤ちゃんみたいな曲を弾いている…」と肩身の狭い思いをしてしまうことがあるんですね。

特に、コンクールに参加したときはさらにシビアです。
審査員の先生からの講評で、「基礎的な指の形ができていません」「音楽的な表現力がまだ足りません」なんて厳しい点数をつけられてしまうと、お子さん自身も「私って下手なんだ…」と落ち込んでしまって、一気にモチベーションが下がってしまうことがあります。
周りの子たちの圧倒的な演奏を聴いて、何年も前から積み上げてきた「時間の壁」を突きつけられた瞬間に、遅さを痛感してしまうのですね。

体格が大きくなって難曲に挑戦したときに基礎不足を感じたとき

これは、少し上達してきてからの話になるのですが、小学生から始めると、手や体がすぐに大きくなりますよね。
体が大きいと、鍵盤を強く叩く力がつきやすいので、一見すると難しい曲でも、力任せに弾けてしまったりするんです。

お子さんも「難しい曲が弾けた!」と喜ぶのですが、いざお教室で先生に見てもらうと、「指が寝てしまっているよ」「手首がガチガチになっているね」と、弾き方のクセをたくさん指摘されてしまうことがあります。
小さい頃から正しいフォームを身につけてきた子たちは、脱力して綺麗な音を出せるのですが、遅く始めた子は、どうしても「曲をこなすこと」を優先してしまって、基礎のフォームが育っていないことが多いとされています。

そして、さらにレベルの高い曲に挑戦しようとしたときに、その悪いクセが邪魔をして、どうしても指が動かなくなってしまう壁にぶつかるんです。
「ああ、あのとき無理に難しい曲をやらせるんじゃなくて、もっと簡単な曲で基礎をしっかりやっておけばよかった」と後戻りしなければならなくなったとき。
この瞬間に、「やっぱり年齢に見合わない急ぎ方をしてしまったな…」と、スタート時期とのギャップを感じてしまう方が多いようです。

小学生から音楽習い事 遅いと感じる瞬間についてのまとめ

ここまで、小学生から音楽の習い事を始めて「遅い」と感じてしまう理由や、具体的な瞬間についてお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか?
最後にもう一度、大切なポイントを整理してまとめておきますね。

  • 練習の習慣化が難しい:小学生は遊びや学校のことで忙しく、親御さんがつきっきりで練習を見なければならないため、負担が大きくイライラしがちです。
  • 基礎力の差が見えやすい:早期から始めた子に比べて読譜力などの基礎が弱く、「コンクール病」などで無理に課題曲だけを詰め込むと、後で応用が利かなくなるとされています。
  • 親の負担と時間確保の壁:他の習い事とのスケジュール調整や、防音対策、費用の問題などがあり、親御さん自身が疲れて挫折感を感じやすくなります。
  • 人と比べてしまう瞬間:発表会やコンクールで同年代の圧倒的な演奏を聴いたり、基礎不足から無理な弾き方になっていることに気づいたときに、「遅かった」と痛感してしまいます。

こうして見てみると、小学生からのスタートには確かに特有の難しさがあることが分かりますよね。
でも、これらはすべて「周りと比べてしまうこと」や「早く上達させようと焦ってしまうこと」から生まれる悩みでもあるんです。
お子さん自身が楽しんで音楽に触れられているかどうかが、一番大切なポイントなのかもしれませんね。

これから音楽を始めるお子さんと親御さんへ

最後に、今まさに「うちの子、遅いのかな…」と悩んでいるあなたに、少しだけ背中を押させてくださいね。

確かに、小学生から音楽を始めるのは、幼稚園から始めるのに比べたら「遅い」と言われてしまうかもしれません。
でも、音楽を始めるのに「遅すぎる」ということは絶対にないと、私は思っています。
小学生から始めたからこそ、理解力が深くて楽譜のルールを理屈でパッと理解できたり、自分が「これを弾きたい!」と思った曲に対する集中力がものすごかったりするんですよ。
それに、大人になってから趣味でピアノを始めて、とっても素敵に弾きこなしている方だってたくさんいらっしゃいますよね。

最近では、無理にコンクールを目指すのではなく、純粋に音楽の楽しさを味わうための「発表会型」の優しい指導をしてくれるお教室も増えてきていると言われています。
もし今、練習のことで親子でぶつかってしまって辛い思いをしているなら、一度深呼吸して、「なんのために音楽を習っているんだっけ?」と思い返してみてくださいね。
プロのピアニストにするためではなくて、きっと「音楽を楽しんで、豊かな心を持った子に育ってほしい」という願いからスタートしたはずです。

周りの子と比べる必要は全くありません。
昨日のうちの子より、今日少しでも上手く弾けたところを見つけて、たくさん褒めてあげてください。
「この曲、弾けるようになってすごいね!」とお母さんやお父さんが笑顔で言ってくれることが、お子さんにとって何よりのモチベーションになりますよ。
焦らず、ゆっくりと、お子さんのペースに合わせて音楽の時間を楽しんでいってくださいね。ずっと応援していますよ!